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アメリカ合衆国によるディエゴガルシア島の租借契約が満了

イギリス領インド洋地域に位置するディエゴガルシア島のアメリカ軍基地に関する租借契約が終了期限を迎える。モーリシャスとの領有権問題もあり、今後の動向が注目される。

2036年
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投稿者

匿名 @00000000

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マイルストーン

  1. 1966/12/30

    英米間でディエゴガルシア島の軍事利用に関する協定締結

    イギリスとアメリカが50年間の租借契約を締結。これにより、アメリカ軍基地の設置が決定づけられた。

    進行予定

  2. 2016/11/16

    イギリスが2036年までの租借延長を決定

    当初の契約満了を前に、イギリスは20年間の契約延長オプションを行使し、租借期限を2036年までとすることを発表した。

    進行予定

概要

ディエゴガルシア島は、インド洋の中央部に位置するイギリス領の環礁で、アメリカ軍の極めて重要な戦略拠点となっています。1966年にイギリスとアメリカの間で結ばれた協定に基づき、アメリカはこの島を軍事基地として使用しており、その契約が2036年に満了期限を迎えます。

戦略的重要性

ディエゴガルシア米軍基地は、その地理的な位置から「不沈空母」とも称されます。

  • 地理的優位性: 中東、アフリカ、東南アジアのいずれにもアクセスしやすく、長距離爆撃機や海上戦力の補給・中継拠点として機能。
  • 主な役割: アフガニスタン紛争やイラク戦争ではB-52爆撃機などの発進基地となり、対テロ戦争においても重要な役割を果たしてきました。
  • 設備: 長大な滑走路、大規模な港湾施設、通信傍受施設などを備えています。

領有権問題とチャゴス諸島住民

この島の歴史には、複雑な領有権問題が深く関わっています。

  • モーリシャスの主張: ディエゴガルシア島を含むチャゴス諸島は、元々モーリシャスの一部でした。イギリスはモーリシャスの独立(1968年)に先立ち、チャゴス諸島を切り離して「イギリス領インド洋地域」を創設しました。モーリシャスは、この分離が不当であるとして、一貫して領有権を主張しています。
  • 住民の強制移住: 1960年代後半から70年代初頭にかけて、イギリス政府は基地建設のために、島に住んでいた約2,000人のチャゴス諸島民をモーリシャスやセーシェルへ強制的に移住させました。この非人道的な措置は国際的な批判を浴びており、元島民たちは帰還を求め続けています。
  • 国際司法裁判所の判断: 2019年、国際司法裁判所(ICJ)は、イギリスによるチャゴス諸島の統治は違法であり、速やかにモーリシャスに返還すべきだとの勧告的意見を出しました。

2036年の租借契約満了は、米軍基地の将来だけでなく、モーリシャスの主権回復と元島民の帰還問題が大きく動く可能性のある、重要な節目となります。

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