研究用原子炉「ふげん」の廃炉作業が完了予定
福井県敦賀市にある新型転換炉の実証炉「ふげん」の廃炉作業が2040年度内に完了する予定。日本の原子力開発史における一つのマイルストーンとなる。
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2003/3/29
新型転換炉ふげんが、約25年間の研究開発運転を終了し、廃止措置(廃炉)段階へ移行した。
進行予定
2008/2/12
日本原子力研究開発機構が策定した「ふげん」の廃止措置計画が国によって認可され、約30年間にわたる廃炉作業が本格的に開始された。
進行予定
2022/8/9
日本原子力研究開発機構は、廃炉作業の遅れにより、完了目標を当初の2033年度から2040年度へ7年間延長することを発表した。
進行予定
福井県敦賀市にある日本原子力研究開発機構の新型転換炉ふげん発電所(ふげん)について、2040年度内(2041年3月まで)に廃止措置(廃炉)作業の完了が予定されています。この計画は、当初の予定から7年延長されたものです。
「ふげん」は、プルトニウムを効率的に利用することを目的として開発された**新型転換炉(ATR)**の世界初の実証炉です。主な特徴は以下の通りです。
日本の核燃料サイクル政策において重要な役割を担うと期待されていましたが、経済性などの課題から後続炉の建設計画は中止され、実証炉である「ふげん」のみでその役割を終えました。
原子炉の廃炉は、長期にわたる複雑で困難な作業です。一般的に以下の4段階で進められます。
「ふげん」の廃炉では、作業の過程で新たな汚染が見つかるなど、予期せぬ事態が発生し、計画が延長されました。この経験は、今後日本で本格化する商業用原子炉の廃炉に向けた貴重な知見となります。